【宅建】ごろあわせ さいきょうそうび ⅠⅠ
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準防火地域内の建蔽率緩和

建築基準法【R1改正】 
​
重要度 ★★★
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『 天ぷらで  ズボンを 緩和  体重過多 』
 10% プラス 準防火地域 緩和  準耐火建築物 耐火建築物 
画像
準防火地域内の建蔽率緩和(2020以降出題の可能性)
​準防火地域内で
耐火建築物 または 準耐火建築物 を建築する場合
建蔽率が10%緩和されます
​
厳しすぎる建蔽率制限が却って火災リスクを高める
 建蔽率制限は建物が過度に密集することを制限し、火災時の延焼を防止する役割があります。

 ところが、狭小な木造住宅が密集しているようなエリアで建蔽率を守って建て替えをしようとすると居住スペースが小さくなり過ぎ、住むことができません。

 この結果、老朽化した木造住宅を修理しながら使い続けるしか選択肢がなくなってしまいます。

 このようにして建物の建て替えができないまま個々の建物の老朽化が進むと、老朽化した木造住宅が密集したエリアとなり、却って火災による延焼リスクが高くなってしまいます。

 そこで、これまで防火地域だけで認められていた建蔽率の緩和を準防火地域にも認めることで、耐火建築物や準耐火建築物への建て替えを促進することになりました。

 老朽化した木造住宅が密集しているより、耐火建築物や準耐火建築物のような火災に強い建築物が密集している方が火災時の延焼リスクを下げることができるからです。