路地状地の表示
景品表示法 重要度 ★★
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『 悪い面した ローブの 王様 』
割合 面積 路地上部分 おおむね30%以上
割合 面積 路地上部分 おおむね30%以上
David MarkによるPixabayからの画像
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路地状地の表示(広告)
路地状地部分のみで道路に接する土地は 路地状地部分が土地に占める割合が概ね30%以上の場合 路地状地部分がある旨とその面積又は割合の明示が必要 路地状地というのは名前のとおり、「路地(通路)のような状態の土地」です。 この「路地状地部分のみで道路に接する土地」とはいわゆる「旗竿地」のことです。 この「旗竿地」という言葉は土地が旗とその竿のような形をしていることに由来します。 ちょうど、「P」のような形で、「P」の下の端で公道に接しています。 この「路地状地」、つまり「P」の縦棒の部分は幅が狭く、駐車スペースにするか、通行以外には役に立たない利用価値の低い部分です。 この路地状地部分が長いとその面積も広くなり、全体の土地面積だけを見ると広い土地に見えます。 しかし、実際に建築ができるのは奥に広がった有効宅地部分(旗の部分)だけになります。 食べられない骨だらけの鯛のアラがスーパーマーケットのチラシに「真鯛1パック100円」と表示されていたらどうでしょうか? 不動産のチラシにも食べられない骨(路地状地)だらけの土地を普通の土地と同じように売り出すことは許されません。 |
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