炭素含有量と鉄の引張強度
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『 加ーボン 』
増加 引張強度 炭素(Carbon)
増加 引張強度 炭素(Carbon)
Katherine SladeによるPixabayからの画像
炭素含有量と鉄の強度
鉄は炭素含有量に比例して引張強度と硬度が高くなります。ただし、衝撃に弱くなります(もろくなる)。 CO2でおなじみの炭素の元素記号「C」はこの「Carbon」のCです。 鉄は炭素を加えることで引張強度と硬度が高くなります。 ちなみに、鉄に対して炭素を2%以下まで加えたものが鋼(Steel)で、これを超えて炭素を加えたものが鋳鉄です。鋳鉄は硬度は高いもののもろく、衝撃には弱い素材です。 なお、鉄骨造を示す「S造」の「S」はこのSteel(鋼)の頭文字ですが、建築資材の鋼鉄の炭素含有量は低く調整されていて、しなやかに揺れることで地震力などの外力を受け流します。 |
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