公示価格 標準地の鑑定評価
『 標準の価格は2貫1皿で 』
標準地 価格 2人以上 不動産鑑定士 1㎡単価 更地
標準地 価格 2人以上 不動産鑑定士 1㎡単価 更地
標準地の鑑定評価
標準地(公示地)の価格を 2人の不動産鑑定士の鑑定評価を基に決定 更地を前提とする価格 1㎡単位の価格を表示 そもそも公示価格の目的とは
公示価格はそのエリアの目安となる土地の㎡単価を表示して、道路収用などの土地の収用価格の基準にしたり、一般の取引の際の売買金額の目安として利用することを目的としています。 2人以上の不動産鑑定士の鑑定評価で念には念を入れる
つまり、おかしな評価をしてしまうとその金額をベースに道路用地の収用で支払われる補償金の額が決定され、一般の土地の売買でもその金額が参考にされてしまいます。 そこで、地価公示は不動産鑑定士の鑑定評価に基づいて決定するものとされ、さらに1人の不動産鑑定士だと偏った評価がされる可能性もあるので2人以上の不動産鑑定士の評価に基づいて決定することとされています。 更地価格にしないと不便すぎる
また、公示価格は更地を前提とした価格となっています。現実には建物が建っている場合が多いですが、価格は更地前提の価格に補正されています。 もし「現実に建物があるので建物が上にあることを前提とした土地の価格を公示します。」としてしまうと指標として非常に使いにくいものになります。 「標準地は古い木造の住宅があるから解体費用と整地費用、それから産業廃棄物処理費を引いて、借家人に退去してもらうには立ち退き料を算定して・・・」 とても一般の人が目安に使えるような代物ではなくなってしまいます。 1㎡あたりの価格表示でわかりやすく
あたりまえですが、収用する土地や一般の取引で売買される土地の面積は標準地とは同じではありません。 面積が違う土地をそのまま高いか安いか比較しても意味がありません。そこで、比較がしやすいように 78,000/㎡ のように1㎡単位で表示されます。 こっちのスーパーは牛肉が1パック780円で、むこうのスーパーは1パック980円だと言われてもどちらが安いのかは判断できません。ですが、3円/gと4円/gなら簡単に比較することができます。 もちろん「正常な価格」で
もし、「缶飲料の価格っていくらくらい?」と外国人に尋ねられたら「120円くらいです。」と答えるはずです。そこで、山の山頂で売られている300円とか、閉店処分セールの30円などを答える人はいないと思います。 そんな価格を答えても目安にならないからです。 土地の売買でも、どうしても隣地が欲しくて高く買ったり、相続税の納税資金を得るために安く叩き売ることはあります。しかし、こうした価格は正常な価格とは言えません。 公示価格の目的は収用価格の基準や一般の土地売買の目安にすることなので、公示地価は特別な事情のない正常な価格となっています。 |
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【別バージョン】
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『 ヒョウ柄の2人がどかん 』
標準地 2人以上 不動産鑑定士が評価
標準地 2人以上 不動産鑑定士が評価