敷地権とは
不動産登記法 重要度 ★★
|
『 ブリはなし 騰貴したからシーチキン 』
敷地利用権分離処分禁止 + 登記 = 敷地権
敷地利用権分離処分禁止 + 登記 = 敷地権
敷地権とは
専有部分と分離処分できない敷地利用権で敷地権登記されたもののことです。 マンションなどの区分所有建物は専有部分+共用部分の共有持分+敷地利用権の3つがセットになったパッケージ商品です。 ( ⇒ 区分所有建物の構成 ) この敷地利用権でも専有部分と分離処分できないものについて敷地権登記すると「敷地権」となります。 敷地権登記は登記手続き上、専有部分と敷地利用権を一体化する特殊な登記です。 この登記をすると専有部分のに対して登記すればその効果が敷地利用権(土地の共有持分等)にも及ぶことになります。 そして、敷地利用権(土地の共有持分等)に対する登記は制限されます。 例えば、専有部分にだけ売買による所有権移転登記を完了すれば、土地の共有持分には何の登記もされていないにも関わらず、土地の共有持分についても所有権の移転を第三者に対抗できます。 自動車ほ本体(専有部分)とタイヤ(土地の共有持分)をネジ(敷地権登記)で固定して一体の商品にするようなイメージです。 単体で販売する予定のタイヤをねじ止めしては都合が悪いように、分離処分ができる敷地利用権については敷地権登記はできません。 |
|